「私」は「僕」・・・

「僕」は「私」・・・

相克と相生を孕みながらただ絡み合う・・・


「白い幻想の扉」・・・

そして「黒い幻想の扉」・・・

求める求めないに関わらず

その扉は人々の前に現れ、連れ去っていく・・・


光明へと・・・ 深淵へと・・・

希望へと・・・ 絶望へと・・・

愛情へと・・・ 憎悪へと・・・

信頼へと・・・ 狂気へと・・・

魅了へと・・・ 狂信へと・・・

人が在る限り抱かねばならないもの・・・


創世は終焉へと至り、そして終焉から新たな世界が築かれる


――それは表裏一体の真理